ペア構成テスト
概要
- 組み合せすべてをテストするのではなく、変数値のすべてのペアをテストする
- テストの組み合わせの数が非常に大きい時に有効
- 1〜20%のテストケースの作成で全欠陥の70〜85%を検出できる
原理
ほとんどの欠陥は、以下の2つのどちらかに分類される。
- 1変数に対して、テスト対象の機能が正しく動かない
- 特定の2つの変数のペアに対して、テスト対象の機能が正しく動かない
ペア構成テストでは、すべての変数値のペアが出現する最小の組み合せをテスト項目とするため、
その欠陥を効率的に摘出できる。
注意点
- 3つ以上の変数の組み合せに起因する障害は摘出できない可能性がある
実践
2つの方法があります。
- 直行表を使用して、テストパターンを作成する
- 全ペアアルゴリズムを実装したツールを使用してテストパターンを作成する
- ALLPAIRS / http://www.satisfice.com/tools.shtml
参考文献
- 作者: リー・コープランド,宗雅彦
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/11/03
- メディア: 単行本
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